JR東日本は2月15日、訪日外国人旅行者の利便性向上を目的とした新たなICカード「Welcome Suica」の販売を開始すると発表した。

  • 「Welcome Suica」デザインイメージ

現行の「リピート利用を前提とした国内居住者向けSuica」に加え、「短期利用のインバウンド旅客向けICカード」の仕組みを設ける。

「Welcome Suica」は28日間利用可能で、通常のSuicaで必要とされる500円の預り金(デポジット)を払う必要がないため、帰国時の払い戻しの手間がなくなる。なお、入金残額の払い戻しは行わない。

また、Suica/PASMOエリアおよび全国相互利用対象エリアの鉄道・バスなどのほか、電子マネーとして、 店舗やタクシー、観光施設などでの支払いにも利用できる。

販売は9月1日から、価格は1枚当たり1000 円、2000 円、3000 円、4000 円、5000 円、1万円から選択可能。