ブラザー販売は、コミュニケーションと自社製品活用を活性化することでアイデアやイノベーションが生まれるオフィスを目指し、東京オフィスの執務エリアを2月中旬に全面リニューアルしたと発表した。
同社では、東京で働く従業員が、半年かけて課題の洗い出しや理想のオフィスを模索した結果、フロアごとの人員構成の偏りや会議室不足などの課題解決のほか、フリーアドレスやリフレッシュエリアといった「部門横断型」の交流を増やす工夫をするとともに、自社製品を積極的に活用できる環境に生まれ変わらせるたという。
コミュニケーション活性化では、フリーアドレスを導入したフロアレイアウトやクイックミーティングスペース、リフレッシュエリアなどを導入し、「部門横断型」の交流を増やす工夫をしたという。
フリーアドレス制では、事業部ごとに階の区別あるがは、フロア内どこでも仕事をすることができるという。
会議室や資料作成時に活用できる「集中ブース」の設置はもちろん、あらゆるところですぐにミーティングが出来ることを意識して、2人から最大10人まで対応可能な、さまざまな形式のオープンミーティングスペースを増設。従来、ミーティングを行う際は、会議室を予約した上でフロアを移動する必要があったが、ミーティングスペースを増設したことで、話し合いたいときにすぐに集まって会議を行うことができるようになったという。
気分転換ができるリフレッシュエリアは、アロマの香りによるリフレッシュ効果や、木のアイテムを多めに設置することで、より落ち着ける空間にしたという。
自社製品の活用では、プリンターに関しては、全フロアの消耗品を一括管理するための自社ソフトウェア「BRAdmin」や送り状専用プリンタードライバーを活用するなど、さまざまな機能を顧客の立場に立って使用できるようになったほか、ラベルライター「ピータッチキューブ」の活用事例を生かした整理収納やカッティングマシン「スキャンカット」による案内標識などの装飾、Web会議システム「OmniJoin」による遠隔会議、ミシンやスキャンカットを自由に使用できるソーイングスペースなども設置したという。