シャープは2月13日、NTTドコモおよび福島県会津若松市と連携し、第5世代移動体通信方式(5G)により8Kの高精細映像をライブ伝送する実証試験に成功したと発表した。

同実証試験は、2月8日に福島県会津若松市にて開催された「会津絵ろうそくまつり」のメイン会場の1つである鶴ヶ城公園において実施された。

  • 会津絵ろうそくまつりの様子

数千本のろうそくの明かりで彩られた本丸内の祭りの様子を、約26mの高さに位置する鶴ヶ城の天守閣第四層より、シャープ製8Kカムコーダー「8C-B60A」で撮影。鶴ヶ城付近に構築した5G通信ネットワークを用い、撮影した映像を地上の祭り会場に設置したシャープ製8K映像モニター「LV-70002」へライブ伝送した。

来場者は、祭り会場での絵ろうそくの揺らめく光と、天守閣から祭りを俯瞰した臨場感ある高精細8K映像という2つの視点での幻想的な風景を同時に楽しめたという。

  • 実証試験構成イメージ