インクリメントPは2月7日、法人向け地図API「MapFan API(マップファン エーピーアイ)」に、新たなオプション機能として「未来情報検索機能」を追加し、提供を開始したことを発表した。

  • 画像サンプル:新宿区周辺変化点情報

    画像サンプル:新宿区周辺変化点情報

今回追加されたのは、3年先までの施設の変化点情報が検索できる機能。同社が独自に先行取得したデータをもとに、学校や商業施設、公共施設などが「新設される」「取り壊される」といった3年先までの変化情報を確認できるもので、データは年に2回更新される。

これにより、例えば不動産ポータルサイトでは、「気になる物件の周辺が将来どう変化するのか」を紹介する際に、エリアマーケティングでは「店舗の新設やDMの配布など、地域の特性に応じた戦略作り」などに活用できるとしている。同機能は地図検索サイト「MapFan」内の「住まい探し」でも利用されている。

なお、同機能は「MapFanAPI」のオプション機能として提供され、利用するには別途契約が必要。開発者向けのサンプルが用意されている。

詳細については、MapFan API Webサイトを参照のこと。