米Microsoftと米Googleが、それぞれ毎年春に開催している開発者カンファレンスの日程を発表した。昨年に続いて、今年も日程の一部が重なっており、両方に参加することはできない。
Microsoftの開発者カンファレンス「Build 2019」は5月6日~8日、会場は昨年と同じ米ワシントン州シアトルのWashington State Convention Centerだ。2月後半にセッション・スケジュールを公表する予定で、BuildのWebサイトで関連情報を受け取れるメーリングリストへの登録を受け付けている。参加申し込みの受付開始は2月27日だ。
BuildはMicrosoftがプラットフォームの方向性について開発者に語る場であり、一昨年に「インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジ」構想を公表、昨年の基調講演では機械学習のモデルのエッジデバイスへの展開、AIを活用した生産性や効率性の向上、Microsoft 365について語った。
「Google I/O 2019」は5月7日~9日に米カリフォルニア州マウンテンビューにあるShoreline Amphitheatreで開催される。同シアターはGoogleの本社の近くにあり、屋外コンサートなどに利用される施設だ。チケットは抽選方式で販売し、2月21日~27日に申し込みを受け付ける。
「モバイル優先」を掲げていた頃はGoogle I/Oの基調講演でAndroidのメジャーバージョンアップを発表していたが、Googleも近年「AI first」戦略に沿った内容にシフトさせている。