ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は2月5日、2019年7月および2020年1月にそれぞれサポート終了(EOS)を迎えるSQL Server 2008/2008 R2およびWindows Server 2008/2008 R2を利用中の企業に対し、既存サーバをMicrosoft Azureに移行する「Cloud Migration Suite(クラウドマイグレーションスイート)」の提供を4月から開始すると発表した。

新サービスは、企業のクラウド活用を支援する「clouXion(クラウジョン)シリーズ」の新ラインアップに追加され、これまで同社が培ったAzure移行支援で得たノウハウをベースに、移行時に必要なクラウド設計・構築を標準化し、セキュリティを考慮することで、ユーザーは最低限の作業で短期間かつ低コストでクラウドへの移行が可能になるという。

また、新サービスは既存環境をそのままAzureへ移行する「ツール移行サービス」と、サーバOSをアップグレードして新たに環境を構築する「新規デプロイサービス」の移行サービスに加え、監視サポートサービス、Azureライセンスプログラムで構成。

参考価格(20台のサーバ環境を移行した場合)は、いずれも税別でツール移行サービスが560万円、新規デプロイサービスが500万円、監視サポートサービスが月額20万円、Azure利用が従量課金となる。