日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は、共同出資会社「JALデジタルエクスペリエンス株式会社」を設立し、デジタルマーケティング技術を駆使した新サービスを展開すると発表した。

資本金は1.4億円(今後4.75億円まで増資予定)で、出資比率はJALが51% NRIグループが49%(NRI:44%、ブライアリー・アンド・パートナーズ・ジャパン:5%)。

JALデジタルエクスペリエンスは、JALが持つ顧客基盤やサービスと、NRIグループが持つデータ・アナリティクスやAI(人工知能)などのデジタル・テクノロジーを組み合わせて、顧客一人一人のニーズに対する理解を深め、航空利用中だけでなく、旅先や日常生活において豊かな体験(エクスペリエンス)や新たなライフスタイルをパーソナライズした形で提案するサービスを創出していく。

  • 新会社の役割

第1弾として、2019年秋に新たな会員組織を創設し、日常生活に寄り添ったサービスを、さまざまな企業との提携を通じ展開する予定だという。