エプソンは2月4日、統合型会計専用システム「INTER KX」シリーズの新製品として、ネットワークモデル「MS9500」と、スタンドアローンモデル「MS5500」の2モデルの販売を、3月22日より開始することを発表した。
ネットワークモデルの「MS9500」は、高負荷の処理でも安定稼働を実現するWindows Server 2016 Standard Editionや、サーバー専用CPUであるIntel Xeon E-2134 3.50GHzを採用。メモリーは標準搭載で8GB(最大32GBまで増設可)で、高耐久性を実現した600GBのSASハードディスクを搭載する。
さらに、RAID1構成により、万一の障害時でも片方のHDD交換のみで復旧が可能。稼働中に障害が発生した際には、ホットプラグ対応により簡単にハードディスクを交換できる。
バックアップ装置には高速RDX(リムーバブルディスク)を採用し、上限400GBまで会計データを保存可能。また、信頼性の高い空冷を採用し約30dBの騒音値を実現し、静かなオフィスに設置しても業務を妨げない。
一方、スタンドアローンモデル「MS5500」では、OSにWindows 10 Pro 64bit 版を採用しスムーズな会計業務処理を実現している。CPUは、第8世代 Intel Core i7を搭載し、メモリーは標準搭載で8GB(最大16GBまで増設可)、ストレージは256GB SSDを2台使用したRAID1構成を採用している。さらに、標準搭載のBlu-rayドライブには、一度のバックアップ作業で最大25GBまでデータを保存できる。
価格は、INTER KX「MS9500」(3ユーザー以上)が290万円〜(利用ライセンス数によって金額が異なる)、INTER KX「MS5500」が150万円(価格はいずれも税別)。