セールスフォース・ドットコムは1月30日、JavaScript開発者がアプリケーション開発プラットフォーム「Lightning Platform」上で簡単にコードを作成できるプログラミングモデル「Lightning Web Components」を発表した。

そのコンポーネントにはWeb標準をベースとしたコンポーネントオーサリングフォーマットやコンパイラー、レンダリングエンジンが含まれている。

Lightning Web ComponentsはES6+をサポートしているため、開発者はクラス、モジュール、インポートなど最新のJavaScript機能を使うことが可能になっている。

Lightning Web Componentsによって、より多くのコードがJavaScriptによる抽象化ではなくブラウザでネイティブに実行されるようになり、コンポーネントのパフォーマンス速度を高め、エンドユーザーのエクスペリエンスの向上につなげることができるという。

そのほか、Lightning Web ComponentsはAura Componentsと並行して動作させることが可能で、開発後はシステム管理者やビジネスユーザーがコードではなくクリックだけでアプリを作成したりカスタマイズしたりできるとしている。

Lightning Web Componentsは2019年2月より一般提供を開始する。Lightning Web Componentsの作成にはEnterprise、 Unlimited、Performance または Developer Edition組織が必要。