イオンは1月29日、訪日外国人旅行客のショッピングの利便性・快適性の向上を目指し、2月1日より、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」を全国の「イオン」「イオンスタイル」約550店舗に本格導入すると発表した。
同サービスは、いつでもどこでもワンタッチで通訳オペレーターにつながり、接客をサポートするもの。英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ベトナム語・ロシア語・フランス語・タガログ語の10言語に対応する。
同サービスは、イオンの従業員が携帯するイオンモバイルの社内スマートフォンやタブレット端末を用いて利用する。端末で言語を選択すると、通訳オペレーターにつながり、映像を見ながら通訳が行われる。
さまざまな接客シーン接客場面に応じた対応や質問などの定型文を指し示すことで、場面に応じた案内ができるほか、よく利用される接客ワードの読み上げ機能もあり、従業員の言語教育ツールとしても活用できる。
また、手話通訳オペレーターにより、聴覚・発話障がいの利用者への対応も可能となっている(日本手話のみ)。