みずほ情報総研は1月28日、RPA(Robotic Process Automation)ツール「UiPath」の販売代理と併せて、同ツールを導入する企業向けの研修サービスを開始することを発表した。
同社はこれまで、みずほフィナンシャルグループの一員としてRPAコンサルティングやシステム開発、運用保守などを受託してきた。RPAツールについては、自社開発のほか、「WinActor」の販売代理とオンサイト研修を開始している。「UiPath」については、2017年からグループ内の業務量の多いバックオフィス業務に対し、ロボット構築を行った経緯がある。
これを踏まえ同社は、「UiPath」の使用方法の基本からロボット開発手法・開発テクニックまでの習得を支援するサービスの提供を開始する。オンサイトでの研修において顧客先PCを使用したハンズオンでのロボット開発演習のほか、オンサイトでの研修の特徴を活かし、顧客が使用する社内システムを操作するロボット構築を演習に取り入れ、より実践的なロボット開発を体感するオプションサービスなど、研修サービスを展開していく。
今後は、同研修サービス後に実施する「UiPath」の初級実践トレーニングや、中級レベルのロボット構築研修など、継続的かつ段階的に習熟度向上を支援するコンテンツの拡充を検討しているという。