jig.jpグループのIchigoJamを用いたプログラミング学習に関する企画を行うB Inc.は1月25日、こどものプログラミング教育ツールソフトウェアとして開発した「IchigoJam BASIC(イチゴジャム ベーシック)」のver1.3をリリースした。

IchigoJam BASICは、LEDを付けたり消したりするプログラミングの初歩から、テレビゲーム作りを1時間程度のワークショップで体験できる、プログラミング学習用に開発されたOS。はんだ付けや、ブレッドボード上で組み立てる工程からの電子工作の体験学習も可能としている。

  • 「IchigoJam BASIC」の外観

    「IchigoJam BASIC」の外観

今回、リリースするIchigoJam BASIC ver1.3では、インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネットのIoTプラットフォーム「sakura.io」を用いたデータのやり取りが簡単にできるようになるという。

同プラットフォームは、モノとネットワークでデータを送受信するためのsakura.ioモジュール、通信環境、データの保存や連携処理に必要なシステムを一体で提供するとしている。

  • 「IchigoSoda」の外観

    「IchigoSoda」の外観

従来のIchigoJamでは、sakura.ioモジュールの仕様を把握してプログラミングする必要があった通信処理を、コマンド1つで可能なほか、sakura.ioモジュールとIchigoJam BASICを接続しやすくするためのIchigoJam互換機「IchigoSoda」(さくらインターネット製)を使用することで、簡単にIoTプログラミングを体験・利用できるという。