ソフトバンクは1月25日、IoTやAI(人工知能)、スマートロボットが普及する次世代の社会を担う子どもたちに向けて、IoTをテーマとしたプログラミング学習の教材として「micro:bit(マイクロビット)」やセンサなどの周辺部品、教員用の学習指導書をセットにしたキットを無償提供する「IoTチャレンジ」を2019年4月から開始すると発表した。
IoTチャレンジは、「Pepper 社会貢献プログラム」および「Pepper 社会貢献プログラム2」に参加中の小中学校を対象に提供し、4月から100校以上で実施するほか、学習成果を発表するコンテストの開催も予定している。
IoTチャレンジは、Pepperとmicro:bitやセンサがインターネットを介して連携することにより、単体のプログラミング教材では成し得なかった創造的なプログラミング学習の実現を目的としている。
児童・生徒は、学校や地域社会における身近な課題の解決策などを考えつつ、さまざまなセンサを組み合わせてプログラミングを行い、ICT(情報通信技術)視点のものづくりを体験することが可能だという。
今回、提供するmicro:bitの教員向け教材は、SB C&Sの協力のもと、同社が2018年度内に発売を予定している「micro:bit はじめてセット」と「micro:bit アドバンスセット」において、相模女子大学小学部 川原田 康文副校長と共同開発した内容をもとに提供する。