トランスコスモスは1月23日、AR(拡張現実)の導入・活用を容易にするワンストップサービスである「transcosmosARmadillo(トランスコスモスアルマジロ)」の新メニューとして、AR体験を手軽に実現する汎用型ARアプリ「ARmadillo PLAYER(アルマジロプレイヤー)」の提供を開始した。
「transcosmosARmadillo」は、トランスコスモスが2018年9月に提供を開始したワンストップサービスで、ARの導入・活用に課題をもつ企業向けに、オリジナルARアプリの開発やARコンテンツの制作、コンテンツ管理システム(CMS)などをワンストップで提供している。
今回、AR施策の導入ハードルを下げて、消費者へのAR体験を手軽に実現する汎用型ARアプリ「ARmadillo PLAYER」の提供を開始した。
同アプリは、さまざまなブランドのアイテムやサービスをあらゆる場所で「置いて試す」ことができるカメラアプリで、iOS・Androidの純正ARエンジン「ARKit」「ARCore」によって、実物が目の前にあるかのようなリアリティあるAR体験を実現するという。
企業は、同アプリに専用チャンネルを開設することで利用でき、CMSの「ARmadillo CLOUD」にARコンテンツを登録すると自動発行されるURLやQRコードを、SNSやWebサイト、紙媒体、商品パッケージなどに載せることで、消費者をAR体験へと導いて消費者の購買意欲を高めることができるとしている。
ARmadillo PLAYERには、ARコンテンツの表示に必要な空間やマーカー(画像)を認識する「ARmadillo EYE」、ARコンテンツの登録・管理・配信が可能なコンテンツ管理システム(CMS)「ARmadillo CLOUD」、アプリ分析機能の「ARmadillo ANALYTICS」という基本機能が搭載される。
同アプリは、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。
利用料金は、1か月10万円。なお、コンテンツダウンロード上限回数は20万回(1コンテンツ20MB以内)で、超える場合は別途相談となる。