Microsoftが提供しているスマートフォンおよびタブレットデバイス向けのOSであるWindows 10 Mobileは2019年12月10日にサポートの終了が予定されている。これにより、有料のサポートプログラムは提供されているが、セキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の修正プログラム、無償のサポート オプション、無償のオンライン テクニカル コンテンツの更新が提供されなくなる。
Microsoftは「Windows 10 Mobile のサポート終了: よくあるご質問」を公開し、Windows 10 Mobileのユーザーに対し、サポートされているバージョンのAndroidまたはiOSデバイスに移行することを促している。MicrosoftはAndroidやiOS向けに提供しているアプリのサポートを提供していくと説明している。
Net Applicationsの報告によると、2018年12月におけるモバイルオペレーティングシステムのシェアはAndroidが68.93%で第1位、これにiOSの29.29%が続いている。Windows Mobileのシェアは0.00%とされており、シェアは下2桁にも現れていない。
モバイル向けのオペレーティングシステムやタブレットデバイス向けのオペレーティングシステムとしてはAndroidとiOSが圧倒的なシェアを持っており、他のオペレーティングシステムのシェアは低いものにとどまっている。Windows Mobileのシェアは長期にわたって低迷しており、MicrosoftはWindows 10 Mobileの後継モデルを開発していないと見られている。