NTT西日本とNTTスマートコネクトは1月21日、パブリッククラウド接続ソリューションにおける、閉域マルチクラウド接続サービス「クラウド クロス コネクト」に、Google Cloud Platform(GCP)との接続プランを追加することを発表した。同サービスは、西日本エリアを対象に提供される。
同ソリューションでは、1Gbpsベストエフォートの「共用型」と、10Mbpsから1Gbpsの「帯域確保型(15種類)」の接続プランが用意され、利用用途に応じたGCP接続環境が提供される。
クラウド クロス コネクトは、GCP大阪接続点のひとつと同一データセンター内で直接接続しているため、NTT西日本の閉域ネットワークサービスと組み合わせることでオンプレミスからの低遅延な接続が可能となる。
両社の役割としては、NTT西日本が、閉域ネットワークサービス(「フレッツ・VPN ワイド」、「ビジネスイーサ ワイド」)を提供するほか、プライベートネットワーク構築・運用ノウハウを活かしたICTソリューションを提供するという。
一方、NTTスマートコネクトは、「クラウド クロス コネクト」、「ゲートウェイ設定代行」を提供するほか、「フレッツ・VPN ワイド」を組み合わせたオンプレミス環境のルータからパブリッククラウドまでのワンストップ接続サービスの提供、さらにデータセンター及びクラウドサービスの開発・運用から得た技術・ノウハウを提供するということだ。
提供価格は、共用型(1Gbpsベストエフォート)が初期費用1万円、月額6万4,000円。帯域確保型(10Mbps~1Gbps)が初期費用1万円、月額4万1,000円~(いずれも税別)。
また、閉域接続に求められるパブリッククラウド上の高い専門性を必要とする設定を代行するオプション「ゲートウェイ設定代行」は、15万円(税別)。