楽天は1月18日、運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、千葉県流山市の物流センター「Rakuten Fulfillment Center Nagareyama」の稼働を開始した。また、同21日に大阪府枚方市の物流センター「Rakuten Fulfillment Center Hirakata」の稼働開始を予定している。
Rakuten Fulfillment Center Nagareyamaは地上4階建(事務所部5階建)、面積が約2万4000坪、Rakuten Fulfillment Center Hirakataは地上5階建、延床面積が約3万6000坪、賃借面積が約2万3000坪。
楽天スーパーロジスティクスは、「楽天市場」の出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括で担う総合物流サービス。同社はこれまでも、千葉県市川市と兵庫県川西市に物流センターを設け、入荷から配送まで高品質な物流サービスを提供することで、安定したEC店舗運営に寄与してきたという。
既存の拠点に加え、今回新たに物流センターを開設することで、サービスの処理能力向上を図り、新センターにおいては、これま同社が培ってきた倉庫内オペレーションのノウハウを活用するとともに、最先端のマテリアルハンドリングシステム(注1)を導入し、運営の大幅な効率化・省人化に取り組みむ。
また、楽天市場の出店店舗の商品の保管と出荷拠点としてだけでなく、運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」の仕分けや出荷拠点としても活用する予定。楽天スーパーロジスティクスの拠点は、今後も順次拡大を予定している。