米Googleは1月16日(現地時間)、米国およびヨーロッパに加え、日本、ブラジル、インド、およびシンガポールにおいて、Google Cloud Platform(GCP)上でNVIDIA GPUが利用できるようになったことを発表した。
また、NVIDIA T4 GPUインスタンスのパブリック ベータがブラジル、インド、オランダ、シンガポール、東京、および米国のGCPで利用可能になった。これまで、GCPでは、GPUインスタンスとして、NVIDIA K80、P4、P100、およびV100 GPUを提供していた。
T4は16GBのGPUメモリを搭載し、260 TOPS の演算性能を備えている。GCPのユーザーは、最大4個のT4GPU、96個のvCPU、624GBのホストメモリ、オプションで最大3TBのローカルSSDを利用できる。
GCPでは、プリエンプティブ仮想マシン(VM) インスタンスでT4 GPUを1基当たり1時間 0.29 ドルで利用できる。Google Cloud プロダクト マネージャーであるクリス・クレバン氏は、「オンデマンドのインスタンスでは、GPU1基当たり1時間0.95 ドルからとなっており、継続使用による最大30%の割引も用意している」というコメントを出している。