マネーフォワードは、ビジネス向けクラウドサービスの新サービスとして、クラウド型勤怠管理システム「マネーフォワード クラウド勤怠」を2月中旬に提供開始すると発表した。
同社はこれまで、「Connected HR」のコンセプトのもと、給与計算や労務管理など人事労務領域のサービス開発、およびサービス間連携を進めてきた。具体的には、給与計算ソフト「マネーフォワード クラウド給与」やマイナンバー管理システム「マネーフォワード クラウドマイナンバー」の提供がそれにあたる。
そして今回、人事労務領域における業務のさらなる効率化を目指し、新たに勤怠管理システム「マネーフォワード クラウド勤怠」の開発に至ったという。
同サービスでは、従業員の勤怠状況をリアルタイムに確認・集計・抽出まで行うことが可能。シフト制や裁量労働制、フレックスタイム制など、さまざまな勤務形態に対応している。また、シフト管理や休暇・残業・休日出勤などの申請・承認のワークフローなども行うことが可能だ。
これにより労務担当者は、従業員の勤怠管理データをもとに残業や休暇の取得状況をリアルタイムで把握し、より強固な労務管理体制を構築することができるようになる。
さらに、収集したデータは、「マネーフォワード クラウド給与」をはじめとする給与計算ソフトや労務管理サービスと連携が可能で、人事労務領域の業務効率化が期待できる。
今後は、ビジネスチャットツールと連携し、チャット内で勤怠打刻や勤怠情報を参照できる機能の開発も行っていくほか、人事労務領域のデータを元に退職予測ができる「勤怠分析サービス」との連携なども視野に入れているという。