グローバルウェイは1月16日、「技術職の残業が少ない企業ランキング」を発表した。同ランキングは、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に「技術職」のユーザーから給与・残業情報が10件以上寄せられた企業を対象にしたもの。
同ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。
先に発表された「営業職の残業が少ない企業ランキング」の第1位はリコージャパン、第2位は日本郵便、第3位は日本生命保険だった。これに対し、技術職の残業が少ない企業ランキングの結果は次の通りとなっている。
第1位は、キヤノン(残業12.3時間/月) だった。「残業は極めて少ない。 設計開発系を除き、 基本的には残業できないシステムになっている。 私も、 入社してから一度も残業したことがない」(技術関連職/20代前半男性/年収400万円/2018年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は、シャープ(残業17.5時間/月)だった。「私の部署は基本残業禁止なので、 定時になると皆帰宅する。 管理職も帰宅が早い。 休日出勤もないので、 プライベートの時間はたくさんある」(研究開発/30代後半男性/年収550万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位は、トヨタ自動車(残業21.4時間/月)だった。「残業時間は年間360時間で抑えるよう指示される。 年休も積極的に取得し、 付与された分は消化するように推進されるため、 年休は非常に取りやすい」(研究開発/20代後半男性/年収700万円/2018年度)といったクチコミが寄せられている。