HowtoForgeに1月9日(米国時間)に掲載された記事「Linux zforce Command Tutorial with Examples」が、gzipで圧縮されたファイルの拡張子を.gzに整えるコマンドであるzforceの使い方を紹介した。
zforceコマンドはgzipで圧縮されているファイルで拡張子が適切でないものに関し、.gzという拡張子を付ける。gzipで圧縮されたファイルをよく使っている場合に便利なコマンド。zforceコマンドの主な使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
zforce ファイルパス | 指定されたファイルの拡張子を必要があれば.gzに変更する |
zforce ∗ | 指定されたファイルの拡張子を必要があれば.gzに変更する |
zforceは引数にファイルパスを指定することで動作する。指定されたファイルに関してgzipファイルであるかどうかを調べ、gzipファイルであり、拡張子が不適切な場合に.gz拡張子を付けるといった動作を行う。重複してgzip圧縮するということはなく、ファイル名を整える目的で利用できる。引数に*を指定してまとめてファイル名を整理するといった処理が行える。
gzipまたは同様の処理を行うコマンドはmacOSやLinuxなどUNIX系のオペレーティングシステムで広く利用されている。最近ではより高速で圧縮率のよいアルゴリズムや実装系が登場したことで、以前ほどgzipは使われていないが、UNIX系オペレーティングシステムではデフォルトの圧縮機能として使われる傾向があり広く利用されている。