グローバルウェイは1月10日、「30代の年収が高い企業ランキング」を発表した。同ランキングは、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に30代のユーザーから給与・残業情報が10件以上寄せられた企業を対象にしたもの。
同ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。
30代の年収が高い企業ランキングは、20代の年収が高い企業ランキングと比べると、トップ10に電機メーカーが多数ランクインする結果となった。
第1位は、「20代の年収が高い企業ランキング」でも第1位を獲得したアクセンチュア(平均年収887万円) だった。第2位を170万円も引き離し、ダントツの首位となった。
「ここ3年ぐらい、 同業他社を意識し、 かなり昇給率がよい。 またトップパフォーマに対しては個別に一時金が支払われる等、 報酬面は昔に比べるとかなり改善された」(コンサルタント/30代後半男性/年収1500万円/2018年)といったクチコミが寄せられている。
第2位は、NEC(平均年収717万円)だった。同社は、「20代の年収が高い企業ランキング」ではトップ10のランク外だった。
「同業他社に比べても、 非常に普通だと思う。 転勤、 海外勤務を経験していると、 手当が一気について、 年間収入が増える。 ボーナスは多くなく、 会社の業績連動性ということもあり、 やった分だけ返ってくる、 という状態ではない。 と、 同時に安定した金額をもらい続けることが可能。 福利厚生はしっかりしており、 不満はない」(代理店営業/30代前半男性/年収800万円/2014年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位は、東芝(平均年収690万円)だった。同社は、「20代の年収が高い企業ランキング」では第10位だった。
「当時は裁量労働制を選択した場合、 残業代が出ない代わり40時間分ぐらいの裁量労働手当が毎月固定で14万円分ぐらいで、 ボーナス合わせて、 37歳で年収950万円ぐらい。 査定は技術力の高さよりもマネジメントできる人のほうが評価される傾向あり」(プロジェクトリーダー/30代後半男性/年収950万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。