H2LとNTTドコモは1月9日、H2Lが提供する「BodySharing技術」を活用し、第5世代移動通信方式(5G)時代における新たなサービスや利用シーンの協創に向け、連携して取り組むことに合意した。

「BodySharing技術」とは、筋変位センサーを活用し、手や腕などの身体情報をコンピューターと相互伝達することにより、人やロボット、VR・ARのキャラクターへ体の動きを伝えることができるほか、独自の触感提示技術により、他人の体験やVR・AR空間の体験を体に伝えることができる技術。

BodySharing技術と低遅延が特徴の5Gを組み合わせることで、遠隔地にいる人の体験をリアルタイムに体験することができるなどの活用が期待される。

今回の連携により、5GおよびBodySharing技術をパートナーに提供することで、パートナーの持つアイデア・サービス・技術とのマッチングを図り、新たなサービスの創出を目指す。

連携の一環として、H2Lと共同でパートナーを対象としたアイデアソン・ハッカソンを開催する。

加えて、H2Lが開発する、光学式筋変位センサー内蔵コントローラーにより手の動きでVR空間を操作できるVRデバイス「FirstVR」を、パートナーに無償で貸し出すプログラムを開始する。

  • VRデバイス「FirstVR」