amsは1月6日(オーストリア時間)、有機EL(OLED)画面の背後から、周囲光の強度を正確に測定することで、スマートフォン(スマホ)の前面のベゼルレス化を促進するRGB光/IR(赤外線)近接センサIC「TCS3701」を発表した。

同センサは、独自のアルゴリズムを搭載することで、センサの上に置かれた有機ELの輝度を把握しなくても、周囲光の値を正確に検出することを可能としたもので、あらゆる条件下で正確な測定が可能であると同社では説明している。

なお、同製品はすでにサンプルの受注を開始して、単価は1000個受注時で1.25ドル(参考価格)としている。

  • TCS3701

    TCS3701を活用したスマホのイメージ