グローバルウェイは1月9日、「20代の年収が高い企業ランキング」を発表した。同ランキングは、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に20代のユーザーから給与・残業情報が10件以上寄せられた企業を対象にしたもの。
同ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。
第1位は、アクセンチュア(平均年収610万円) だった。「評価されると一気に給与が増えるようなモチベーションコントロールがたいへんうまくできている印象。 良くも悪くも評価者に適正に評価されて評価会議でアピールしてもらうしかないのでその意味でも上司との関係を良好に保つことがこの会社でうまくやるためには必要。 ただし、 たとえ失敗しても次のプロジェクトで成果を出せば挽回が可能なのは良い社風」(経営コンサルタント/20代前半男性/年収約700万円/2014年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は、日立製作所(平均年収562万円)だった。「報酬は同業他社のなかでは多いほうだと思う。 基本給も年に1回の昇給により年功序列で上がっていく。 しかしベースである基本給はあまり高くないため、 残業代をもらわないと入社当初は厳しいかもしれない。 賞与は年2回で5.7か月分ほど出る。 ボーナスの額は多いほうだと思うので満足している」(システムエンジニア/20代後半男性/年収500万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位は、トヨタ自動車(平均年収548万円)だった。「メーカーのなかでは給与は高いと感じる。 また査定に関しても、 妥当であると感じる。 上司とフィードバック面談があり、 その場で良い点、 改善すべき点を述べてくれる」(研究開発/20代後半男性/年収700万円/2018年度)といったクチコミが寄せられている。