FiNC Technologiesは1月8日、企業が健康経営施策を実施した際の投資対効果が可視化できる「経済効果分析」機能を新たに開発し、従業員の健康状態・健康リスク分析サービス「FiNCウェルネスサーベイ」に追加したと発表した。
これまで同社は、約230社の企業・自治体に健康経営・ウェルネス経営をトータルサポートする「FiNC for BUSINESS」およびホワイト500取得をサポートする「健康経営度調査」を提供している。
その中で企業が健康経営を導入・推進する際の課題として「何から始めたらよいかわからない、施策をしても参加率が低い、投資対効果がわからない」という3つの課題があり、特に投資対効果については数値化が難しく、「健康経営施策の実践後、経営に対するインパクトを説明しにくい」などの声があったという。
そこで同社は、健康経営・働き方改革の投資対効果が可視化できる経済効果分析機能を開発。同機能では「健康上の理由による生産性・勤務時間の損失」「メンタルヘルス不調により休業した場合かかる費用」「運動不足により将来かかる医療費」の3つの観点から経済的損失金額を算出することを可能としている。
これにより、自社の健康経営における課題や目標設定、会社経営に対する影響を数字で説明し、企業の健康経営を円滑に推進することができるようになるという。なお、FiNC ウェルネスサーベイを導入している企業は追加費用なしで利用可能となっている。