Q-Successは1月2日(ドイツ時間)、「Web Technologies of the Year 2018」において、2018年のWebオペレーティングシステム・オブ・ザ・イヤーを発表した。受賞したのはUNIXだが、Webオペレーティングシステム・オブ・ザ・イヤーとしてUNIXという表記が現れたのは今回が初めて。その理由について、シェアが増えたのではなく、分類が困難になったためにUNIX系オペレーティングシステムという枠でまとめるようになったと説明されている。

Web OS・オブ・ザ・イヤー
2018 Unix
2017 Ubuntu
2016 Ubuntu
2015 Ubuntu
2014 Debian
2013 Ubuntu
2012 Ubuntu
2011 Ubuntu
2010 Windows

2011年から2019年までは特定のLinuxディストリビューションがWebオペレーティングシステム・オブ・ザ・イヤーとしてランキングされている。2014年はDebian、2011年から2017年までで2014年以外の年はUbuntuが受賞している。

しかし、最近はどのLinuxディストリビューションを使っているのかを明らかにしないWebサーバが増加しているため、分類が困難になったとしており、名称として特定のLinuxディストリビューションではなくUNIX系オペレーティングシステムを意味する単語を使うようにしたという。

Web Technologies of the Year 2018」はWeb技術を利用しているサイトの数をベースにして2018年の間に最も利用数が増加した技術をリストアップするというもの。2018年1月1日と2019年1月1日における利用数を比較してランキングを発表している。調査対象とされているのはトップ1000万サイト。