アステリア 代表取締役社長/CEO 平野洋一郎氏は、2019年の年頭所感を発表した。

あけましておめでとうございます。2018年は、当社アステリアにとって歴史的な年となりました。


まず、1月には新たにシンガポール R&D センターを開設、3月には東証1部上場を達成、6月には新たな3カ年経営計画として「中期経営計画 2020」を発表し、更なる成長戦略を策定しました。そして9月には創業 20周年を迎え、翌月10月に世界ブランドに向けて社名をアステリア株式会社(Asteria Corporation)に変更するなど、大きな節目となった一年となりました。


提供する製品やサービスも大きく成長しました。基幹製品のデータ連携ミドルウェアASTERIA Warpは、12年連続国内市場シェア No.1を達成。中核製品のモバイル向けコンテンツ管理システム Handbook は、新たにセールステック領域に展開を広げました。次世代のエッジコンピューティングをリードする IoT 統合エッジウェア Gravio は、新たに AI(機械学習)を搭載し、モバイルアプリ制作プラットフォーラム Platio は、採用事例の充実とともにグッドデザイン賞を受賞しました。


近未来に訪れるビジネスソフトウェアの「デザインファースト」時代に向けて買収した英国のデザインコンサルティング企業「This Place」も展開を広げ、米国オフィスは業務拡張のために移転し、また新たに香港法人も設立しました。


さらに、これからの社会インフラを支える技術として期待の高いブロックチェーンにおいて、投票行為や文書改ざん検知などにおけるソリューション提供を開始し、ブロックチェーン技術の実用化に向けて着実に布石を打っています


アステリアがこれから注力する投資領域としての 4D – Data (AI/ML), Device (IoT),Decentralized (Blockchain), Design – はさらに世界的な注目が高まっています。「投資無くして成長無し」のポリシーのもと、将来の大きな成長に向け、2019年も挑戦と投資を続けます。


本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。