nixCraftは2018年11月23日(米国時間)、「How to show recursive directory listing on Linux or Unix - nixCraft」において、ディレクトリ以下のファイルやディレクトリを再帰的に表示するコマンドを紹介した。「再帰的に」とは、ディレクトリのさらに下にディレクトリがあるかを探して、最も深い階層にあるファイルやディレクトリを表示する方法のことを指している。
記事で紹介されている主なコマンドは次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
tree ディレプトリパス | ディレクトリ以下を再帰的にツリー表示 |
ls -R ディレクトリパス | ディレクトリ以下を再帰的にツリー表示 |
find ディレクトリパス -print | ディレクトリ以下を再帰的にツリー表示 |
du -a ディレクトリパス | ディレクトリ以下を再帰的にツリー表示 |
UNIX系のオペレーティングシステムであればlsコマンド、findコマンド、duコマンドはデフォルトのコマンドとして含まれていることが多い。treeコマンドはデフォルトのコマンドとしては含まれていないことが多く、使用する場合は別途パッケージ管理システムからインストールする必要がある。
紹介されているコマンドの中ではtreeコマンドがもっとも視覚的にわかりやすい。文字列を使って視覚的にツリー構造で表示してくれるほか、出力にシンタックスハイライトを施すなどして見やすくしてくれる。また、指定できるオプションも豊富で欲しい出力が得やすいという特徴もある。