内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は12月21日、「APT10 といわれるグループによるサイバー攻撃について(注意喚起) [PDF]」において、外務省から「中国を拠点とするAPT10といわれるグループによるサイバー攻撃について(外務報道官談話)」が発表されたと伝えた。外務省はAPT10から国内の企業や学術機関を狙った攻撃が確認されていると説明している。
関連する情報が掲載されているページは次のとおり。
- 中国を拠点とするAPT10といわれるグループによるサイバー攻撃について (外務報道官談話) - 外務省
- APT10 といわれるグループによるサイバー攻撃について(注意喚起) - 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター
- 内閣サイバーセキュリティセンターによる注意喚起について - 情報処理推進機構 セキュリティセンター
同様の声明は米国および英国からも発表されている。APT10による活動に対する注意喚起は今回のみならず、日頃から行われている。通常のサイバー攻撃対策を実施することが、こうした攻撃への対策として重要とされている。NISCは、不審な動きを検知した場合は迅速に該当する組織や機関に連絡するように求めている。