フジテレビジョンとソフトバンクは12月21日、ドリームファクトリーワールドワイドが同31日にさいたまスーパーアリーナで開催する格闘技大会「RIZIN.14」の試合をVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)技術を活用した映像で配信することに合意した。

RIZIN.14のニュートラルコーナーやリングサイド、観客席など計4カ所にVRカメラを設置してVR映像を撮影・制作。「フロイド・メイウェザー vs. 那須川天心戦」を含む、全14試合をVRならではの臨場感・迫力で楽しめるという。

このVR映像はスマートフォン(アプリ)を通して視聴できるもので、ソフトバンクが2019年1月11日から配信を予定しているほか、特典映像として同日に開催される「RIZIN 平成最後のやれんのか!」の「川村虹花 vs. あい戦」も配信を予定。

RIZIN.14のVR映像視聴には観戦用QRチケットが必要となり、VRゴーグルと観戦用QRチケットをセットにした「RIZIN VRゴーグル」を、RIZINのオフィシャルオンラインストアにおいて12月21日に発売する。

大会の会場であるさいたまスーパーアリーナで12月30~31日に開催される「格闘技EXPO 2018」の物販コーナーでも販売し、販売価格は税込みで4500円。

  • 商品パッケージ画像(左)とVRゴーグル

    商品パッケージ画像(左)とVRゴーグル

VR映像を視聴するには、専用スマホアプリ「パノミル」(ピクセラ提供)をスマホにインストールする必要があり、観戦用QRチケットからQRコードを読み取り、専用画面でチケット登録を行った上で、VRゴーグルにスマホをセットすることで視聴できるほか、ソフトバンク以外のユーザーも「RIZIN VRゴーグル」を購入すれば視聴が可能となっている。

なお、9月30日に開催した「RIZIN.13」のVR映像を12月21日からパノミルで無料公開している。