英ソフォスは12月21日、次世代ファイアウォール「Sophos XG Firewall」が早期アクセスプログラムにより、相互連係ネットワーク管理プラットフォーム「Sophos Central」から利用が可能になったと発表した。
11月に発表された最新バージョンのSophos XG Firewallはラテラルムーブメントを防止する機能を実装し、標的型で手動によるサイバー攻撃を防止するという。
同社は、サイバーセキュリティ対策を効果的に推進するためにはソリューションを直感的に使用でき、簡単に管理できることが条件となると考えており、単一で統合されたクラウドベースの管理コンソールから同社の全製品をリモートから管理および配備できる。
また、チャネルパートナーも同社のビジネス全体を単一コンソールで管理を可能としている。
Sophos XG Firewallは、Intercept X Advanced with Endpoint Detection and Response(EDR)など、同社のエンドポイント製品と自動的に連係対話し、脅威をプロアクティブに予測して保護するインテリジェントなソリューションを提供するという。
これにより、脅威の感染を検出し、マシンを自動的に隔離することで感染の拡大を防止しつつ感染による被害を自動的に修復する。
Sophos Centralの早期アクセスプログラムを利用して、顧客やパートナーはXG Firewallの管理が可能となるほか、Web、電子メール、ワイヤレス、エンドポイント、サーバ、およびモバイルデバイスプロテクションを単一画面から管理できるという。
さらに、パートナー向けの専用ダッシュボードを用意しており、VARおよびMSPであるパートナーが複数の顧客を簡単に管理し、イベント対応する時間を短縮することを可能としている。
Sophos XG Firewallは各国の認定Sophosパートナーから購入でき、XG Firewallの無償トライアル版は12月21日から利用が可能。また、Sophos CentralからXG Firewallを管理する機能は、早期アクセスプログラムを通じて同日から利用できる。