NTTデータ イントラマートは12月19日、業務プロセスの可視化、設計を手軽に実現できる「IM-BPM プロセスデザイナ(デスクトップ版)」の無償提供を開始した。
同ツールは、Windowsおよびmac OS上で動作する業務プロセスモデリングツール。自社の業務においてどの領域にBPMツール適用が適しているのか、本格導入前に活用イメージとその効果を得ることを可能としている。
国際標準規格であるBPMN2.0に準拠した業務プロセス図をモデリングでき、Excel形式の設計書を出力する機能も備えているため、要件定義や基本設計の段階で行うAs-IsやTo-Beモデリングなどに活用できるという。
また、従来の「IM-BPM プロセスデザイナ」では専用のサーバを構築する必要があったが、同ツールでは、利用者の端末に展開すれば即座に利用できるよう開発。このため、ユーザー企業の現場のメンバーから、IT部門の担当者、システムインテグレーターまで、幅広いユーザーが活用できるとしている。
同ツールの無償提供について、どの業務領域から業務改善を進めると一番効果が高いのかを事前に把握したいユーザー企業に向けて、業務プロセスのデジタル化・自動化の実現効果を実際に体感してもらうことを目的にしているという。
同ツール利用して業務フローをユーザー自身が記述することで、無駄なプロセスや属人化したタスクを整理でき、全体最適化した業務プロセスによる業務改善・生産性の効果を実感できるとしている。
すでに、BPMツールを導入済みのユーザー企業に加え、ツールに触れたことのないユーザーでも、自社業務プロセスのボトルネックなどの問題点が明らかになり、また本格導入前に効果のイメージをつかめるという。
なお、同ツールは、「intra-mart Accel Series ダウンロードライブラリ」からダウンロードが可能となっている。