Googleは12月17日(米国時間)、「G Suite Updates Blog: Share files more easily with non-Google accounts in Drive Beta」において、Googleアカウントを持っていないユーザーに対し、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドファイルを、閲覧のみならず編集できるようにする機能をベータ版として提供すると伝えた。
Googleアカウントを持っていないユーザーは、PINコードを入力することでドキュメントへのアクセスや編集ができるようになる。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを利用している組織において、Googleのアカウントを持っていないユーザーとドキュメントを共有するのは難しいところがあった。今回、Googleはこうしたユーザに対してドキュメントへのアクセスを可能とすることで、ドキュメントの共有を容易にすることを狙っている。招待されたユーザーにはメールでPINコードが送信されるため、このPINコードを入力することでドキュメントにアクセスできるようになる。
管理者はドキュメントの編集権限などをコントロールでき、必要に応じてアクセス権限を剥奪することもできる。管理者にフルの管理権限を持たせることで、共有先を広げても制御できるとしている。発表された機能はベータの初期段階にあり、今のところG Suiteのユーザーが利用できる機能とされている。