伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のグループ会社であるCTCシステムマネジメントは12月18日、クラウド型グループウェアと連携して誤送信防止や自動暗号化の機能を強化する、NTTテクノクロスのメールセキュリティソリューション「CipherCraft/Mail」を提供すると発表した。

「CipherCraft/Mail」は、日本マイクロソフトの「Office 365」、Googleの「G Suite」といったクラウド型グループウェアが提供するメールサービスと連携し、誤送信の防止と添付ファイルやメール本文の暗号化などを強化する。 メールを送信する際に宛先アドレス、添付ファイルの内容、メール内にあらかじめ設定したキーワードの使用の有無などの再確認を促すことで誤送信を防ぐ。

また、重要なメールの場合のみ再確認を要する設定も可能で、確認作業の慣れに対する抑止効果も期待できる。

ポリシー設定では、暗号化の対象や形式の選択、送付情報の種別に応じた上司の承認フローの追加、マイナンバーなどの個人情報を含む添付ファイルの検出と送付禁止などの機能を利用できる。これにより、自社のセキュリティやコンプライアンス、ガバナンスの要件に適合させてクラウドのメールサービスを利用することを実現する。

「CipherCraft/Mail」の価格は100ユーザー当たり年額17万5000円(税別)から。