Netcraftは12月17日(米国時間)、「December 2018 Web Server Survey|Netcraft」において、2018年12月におけるWebサーバのシェア調査の結果を伝えた。2018年12月は全体的にApacheがシェアを減らし、nginxがシェアを増やした。Apacheは全メトリックについて主要なポジションにあるものの、長期にわたってシェアを減らす傾向を続けている。同様の傾向があと1年継続した場合、トップ100万サイトにおいてApacheはnginxにシェアを抜かれて2位に下落するものと見られる。
インターネットは2016年まではホスト名ベースで急激な成長を続けてきた。しかし、2017年に入ってからホスト名ベースでの成長は鈍化し、ほぼ横ばいの傾向が続いている。長期にわたり不動の地位にあったApacheは2012年からシェアの低下が始まり、現在に至っても全メトリックにおいて減少傾向を続けている。
Apacheと代わるように全メトリックで成長を続けているのがnginx。nginxは軽量で高速、スケーラビリティが高いという特徴があり、より多くのアクセスを処理する必要のあるサイトから順次置き換えが進んでいる。