Vivaldi Technologiesは12月13日(米国時間)、「Vivaldi 2.2: Focus on details|Vivaldi Browser」において、Vivaldiの最新版となる「Vivaldi 2.2」を公開した。多くの主要ブラウザがよく似たUI/UXに向かっていく中、Vivaldiはユーザーに「カスタマイズ」という選択肢を提案し続けることが重要だとしており、今回のバージョンでもさまざまなカスタマイズ機能や操作が追加されている。
Vivaldi 2.2における主な注目点は次のとおり。
- タブを複数選択した状態でセッションとして保存する機能の導入
- 1〜9までにタブに簡単にアクセスするためのショートカットキーの導入
- 戻るボタンまたは進むボタンの長押しで履歴が表示され、そこからミドルボタン選択で新規タブで開くことが可能
- スピードダイアルからの検索可能
- ピクチャ in ピクチャ動画再生をサポート
- 現在のタブ以外のタブのサウンドボリュームをミュートにする機能の導入
- クイックコマンド(F2/ ⌘E)で「Show Webpage Access Key Shortcuts」と入力することでサイトに特化したショートカットキー一覧を表示
- 閉じたタブをクイックコマンド(F2/ ⌘E)で「Show Closed Tabs」でまとめて表示可能
VivaldiのWebブラウザにおけるシェアは0.1% (2018年11月Net Applications報告)とわずかだが、年間を通じて見ると徐々に増加する傾向を見せている。さまざまなカスタマイズや操作が可能で、ブラウザ操作をより効率化していきたいというアドバンストユーザーに人気がある。