United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は12月12日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome|US-CERT」において、Google Chromeについて、脆弱性が修正された Version 71.0.3578.98 Windows版、Mac版、Linux版がリリースされたと伝えた。
対象の脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページに掲載されている。ただし、本稿執筆時点では、アップデートが行われるまでは脆弱性に関する情報の公開は制限した状態に置かれるとのことで、詳しい内容は公開されていない。
National Cybersecurity and Communications Integration Center (NCCIC)はユーザーおよび管理者に対し、上記の情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している
掲載時、「Google Chrome Version 71.0.3578.98 Windows版、Mac版、Linux版に脆弱性が存在する」という記述がありましたが、正確には「Google Chrome Version 71.0.3578.98 Windows版、Mac版、Linux版は脆弱性が修正されたバージョン」であり、訂正しました。ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位には深くお詫び申し上げます。