12月12日から14日にかけて東京ビッグサイトにて開催されているエレクトロニクス製造サプライチェーン総合展示会「SEMICON Japan 2018」における主催者による特別展示ゾーン「ROBOT SQUARE」において、大型ロボットたちの迫力ある動きや、実際にその動きを体験できる催しが行なわれている。
ROBOT SQUAREは、SEMICON Japan特別展示・イベントの1つである自動車・産業・IoTなどこれからのスマート社会における成長分野にフォーカスした特別展示ゾーン「SMART Applications ゾーン」の一角に設置されているもので、大型ロボットで知られ、弊誌でもおなじみ?の人機一体や、身体機能の拡張による進化した人類の創造を目指すスケルトニクス、そしてユカイ工学といった企業がデモなどを行なっており、来場者はスケルトニクスの外骨格ロボット「スケルトニクス」に登場して操縦してみたり、人機一体の大型双腕ロボット「MMSEBattroid ver.1.2」のデモの様子を間近で見ることなどができる。
人機一体の開発するロボットの特徴はマスタースレーブ方式で操縦するというもの。つまり、操縦席とロボットが別々でかつ、スレーブ側のロボットの両手両足を直感的に操作することが可能で、柔らかいものをそれほど力をいれずに触れる、といったこともできるようになっている。会期中は、1時間に1回ほどのデモが行なわれる、とのことで、人が操縦するタイプの大型ロボットの動きに興味がある人は一度訪れてみると良いだろう。
また、人機一体はオリエンタルモーターと共同で現在、ロボットの正確なモデルベースト制御のためのトルク制御アクチュエータの開発を進めているとのことで、同社ブースには、そのアクチュエータも参考出展として展示されており、そちらは実際に触れて体感することができるようになっている。