NTTドコモは12月13日、ユニアデックスと協力し、「docomo IoTスマートメンテナンスパッケージ」を12月14日より提供開始すると発表した。

同パッケージは、ユニアデックスの「AirInsightTM Maintenance」とドコモのIoT向けLTE/3G回線に振動センサー、IoTゲートウェイを提供して、顧客の設備の稼働監視、異常検知、故障予兆検知を行うサービス。

具体的には、顧客の工場などにある設備に振動センサーを設置し、稼働中設備の振動データの収集・解析を行うことで設備の点検診断を行う。

ドコモのモバイル回線と、ユニアデックスの設備診断技術により、日常点検の半自動化、振動データの異常検知、振動データに基づく故障予兆検知を行うことで、お客さまの設備の予知保全や保守・保全業務に必要な稼働の削減などを実現する。

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トーヨーカネツソリューションズでは2018年1月に、同社製品であるBHS(空港手荷物搬送システム)の故障予兆を捉えるため、同パッケージの実証実験を行った。今後、全国の空港に納入している製品への水平展開を目指す。

ライセンス利用料は1センサー当たり2700円(税別)で、振動センサーの設置位置の検討や振動データの分析など、本ソリューションの導入支援についても別途提供する(25万円から)。