日商エレクトロニクスは12月13日、企業におけるデジタルレイバー活用を推進するため、RPAやOCRのトレーニングをl行う「デジタルレイバーアカデミー」を2019年1月18日に開設することに加え、エンジニアの派遣サービスを開始すると発表した。
同社によると、人手不足が深刻さを増す中、RPAをはじめとするデジタルレイバーへの期待が高まっているものの、関連するスキルを有した要員確保が困難なために、RPAやOCR真価を発揮できないケースが散見されているという。そのため、同社では企業におけるデジタルレイバーの要員不足の解消を目的に実践的なトレーニングコースを用意した。
同社は、BluePrismの公認トレーニングパートナー(ATP)として、同社のRPA製品を利用するためのトレーニングコースを開発し、実務経験を積んだ講師によるトレーニングとBluePrismの公式デベロッパー試験の資格取得をサポートする。また、ABBYYジャパンが展開するOCR製品「ABBYY FlexiCapture」のトレーニングコースも開設する。
デジタルアカデミーの対象者は、企業におけるRPA担当者、RPAエンジニアとして働きたい求職者となり、Blue PrismのRPAツールの概要およびベストプラクティスの理解、製品を利用したロボット開発、公式デベロッパー認定資格の取得支援を行う。
受講者はトレーニング後、日商エレのグループ会社で人材派遣サービスを展開するエヌビーアイ(NBI)に登録し、デジタルレイバーの即戦力として各企業で活躍することができるという。価格は20万円(税別、求職者についてはNBIへの登録後返金)~。