TIOBE Softwareから、2018年12月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2018年12月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 15.932%
2 C 14.282%
3 Python 8.376%
4 C++ 7.562%
5 Visual Basic .NET 7.127%
6 C# 3.455%
7 JavaScript 3.063%
8 PHP 2.442%
9 SQL 2.184%
10 Objective-C 1.477%
11 Delphi/Object Pascal 1.396%
12 Assembly language 1.371%
13 MATLAB 1.283%
14 Swift 1.220%
15 Go 1.189%
16 R 1.111%
17 Ruby 1.109%
18 Perl 1.013%
19 Visual Basic 0.979%
20 PL/SQL 0.844%
  • 12月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    12月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 12月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    12月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2018年12月はVisual Basic .NETが5位につけた。これはTIOBE Softwareが観測を開始してから最も高い値となっている。TIOBE Softwareは、Visual Basic .NETがプロフェッショナルな分野でもソフトウェア開発に使われていることは知っているものの、基本的にはプログラミングを学び始めた初心者が使う言語と認識していると説明。

手軽さや開発の高速性などから中小企業で使われているといった事実も指摘しつつ、Microsoftが徐々にVisual Basicに終わりを告げていることなども引き合いに出しながら、今後、しばらくしたらVisual Basic .NETは減少傾向に転じるのではないかと推測している。