コニカミノルタジャパンとソフォスは12月10日、コニカミノルタジャパンが提供する「Workplace Hub プラットフォーム」をはじめとしたセキュリティソリューションにおいて協業を開始すると発表した。

すでに両社は、コニカミノルタが開発した次世代プラットフォーム「Workplace Hub」の協業をグローバルで進めている。

今回、Workplace Hub プラットフォームの日本国内での展開に向けて、Workplace Hubとソフォスのセキュリティソリューションの連携によるセキュリティ機能の強化、およびソフォスが提供するセキュリティソリューションを活用した各種サービスの国内提供を2019年4月から開始する。

コニカミノルタジャパンは、複合機事業で培った事業資産や顧客基盤を進化させ、顧客の潜在的課題を提起し、手軽に導入可能かつセキュリティを確保したWorkplace Hub プラットフォームをビジネスの現場にワンストップで提供することで、中小企業の経営の抱える経営課題をともに解決し、生産性および創造性の向上を通じて国内事業の成長をサポートしていく。

また、ソフォスは次世代セキュリティソリューションとして、ディープラーニング技術をベースとしたAIを活用したエンドポイントセキュリティ「Sophos Intercept X」やネットワークセキュリティ「Sophos XG Firewall」が相互に通信することで、セキュリティの自動化を実現するという。

顧客にクラウド管理型のネットワークセキュリティ、次世代型エンドポイントを順次提供することにより、場所・時間・運用などを気にすることなく、エンタープライズレベルのセキュリティの保護を可能としている。

今回のセキュリティソリューションの連携ではWorkplace Hub プラットフォームの従量課金、遠隔監視、遠隔保守、ストアなどの機能と、関連するサービスにソフォスのセキュリティソリューションを活用することにより、オンプレミス環境とクラウド環境を組み合わせた柔軟でありつつ強固なプラットフォームの提供ができるという。