インターネットイニシアティブ(IIJ)は、SOC(セキュリティオペレーションセンター)でセキュリティログを収集・分析し、インシデントの監視、検知を行う「IIJ C-SOCサービス」および「IIJ C-SOCサービス ベーシック」において、有事の際に、インシデント対応をサポートする「インシデント対応支援オプション」を提供開始すると発表した。
今回提供を開始するインシデント対応支援オプションは、実際にSOCでサイバー攻撃やマルウェア感染を検知した際のユーザー側の対応の支援として、事前の準備や、有事対応のアドバイス、ログ調査や解析作業など、適切なインシデント対応を包括的にサポートするオプションサービス。
システム環境の調査、ログ取得に必要な環境設定のアドバイスの実施など、適切なインシデント対応のための準備を行う「導入コンサルティング」、インシデント対応に関する一般的なアドバイス、相談対応などの「平常時対応」、インシデント発生時、電話やメールで状況のヒアリングと対応のアドバイスを実施する「インシデント発生時の対応支援」、インシデント発生時、IIJのセキュリティアナリストが現地に駆けつけ、事前に定義した対象範囲のログ取得、初動調査を実施する「インシデント発生時の駆けつけ調査」などから構成される。
利用料金は、導入コンサルティングが個別見積り、平常時対応およびインシデント発生時の対応支援が月額50,000円~(月2件程度 想定)、駆け付け調査が個別見積もり(参考価格: 端末1台あたり650,000円~)となっている。