iXsystemsは12月5日(米国時間)、「FreeNAS 11.2 has ARRIVED! - FreeNAS - Open Source Storage Operating System」において、FreeBSDベースのNASソリューションの最新版となる「FreeNAS 11.2」の公開を伝えた。FreeNAS 11.2はさまざまな新機能が導入されており、通常のリリースよりも重要度が高いと位置づけられている。

FreeNAS 11.2の主な新機能は次のとおり。

  • Webインタフェースの大幅な改善
  • 自己暗号化ドライブのサポート
  • 新しいREST APIおよびWebSocket APIの導入(後方互換性あり)
  • Jail管理を改善するiocageの導入
  • プラグイン開発の簡素化とプラグインの改善を実現するiocageの導入
  • さまざまなクラウドサービス(AWS、Google、Azure、Box、Dropbox、Backblazeなど)をサポート
  • 仮想マシン管理機能の向上
  • 最新のZFS機能を導入
  • UIテーマの導入とモバイルUIのサポート
  • さまざまなクラウドサービスをサポート - 資料: iXsystems提供

    さまざまなクラウドサービスをサポート - 資料: iXsystems

TrueNAS 11.2のリリースは2019年の早い段階が予定されている。今回リリースされたFreeNAS 11.2の新機能のうち、Jail機能、プラグイン機能、仮想マシン機能、新しいWeb UIなどは、2019年第3四半期以降のリリースが計画されているTrueNAS 11.3での取り込みが予定されている。

FreeNASは人気の高いNASソリューションの1つ。NASソリューションに必要となるさまざまな機能が扱いやすいWebインタフェースの下で提供されている。