オートメーション・エニウェアは12月6日、ビジネスデータやデジタルワーカー(ボット)がもたらす付加価値を比較し、すべてのRPAプロジェクトの指標を表示する新機能「センターオブエクセレンス(CoE)ダッシュボード」を発表した。同機能は、分析ソリューション「Bot Insight」に搭載される。

「CoE ダッシュボード」は、複数のボットのデータや行動を自動的に評価し、それらがビジネスにもたらしている付加価値を表示する。これにより、ROIをすぐに把握できると同時にビジネス情報をトラッキングして、迅速かつ確実な予測を実現できる。

社内の複数部署でRPAを利用する場合、「CoE ダッシュボード」は部署ごとにその実績を表示できる。指標には、従業員の労働の削減時間、ボット別・プロセス別のコスト削減額とその合計、ボットの成功率、ボットの月間ROIが含まれる。

「CoE ダッシュボード」には変数の自動タグ付け機能も搭載されているため、専門家のサポートを必要とせずにセットアップや保守を行える。

  • 「CoE ダッシュボード」の画面