グローバルウェイは12月6日、「30代が働きやすい企業ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 対象期間中に「キャリコネ」に30代のユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業を対象にしたもの。
同ランキングは、キャリコネ」の30代のユーザーによる「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目の評価の平均点(総合評価)を集計した。
ランキングの上位には、 「労働時間」「休日」の評価の高い企業が集中し、 機械関連のメーカーがトップ5を独占した。また、4つの事業所内託児所を持つ「トヨタ自動車」、 毎年新1年生にランドセルを贈呈する「ソニー」、 子どもの急病の際に取得できる休暇制度がある「荏原製作所」など、 子育て支援策に力を入れている企業が上位にランクインしている。
第1位は、トヨタ自動車だった(総合評価4.01)。賞与は年3回とのこと「社内預金は持ち家目的であると利率が優遇される。 住宅ローンも特別に優遇されたプログラムが準備されている。 また、 トヨタホーム関連の物件であるとさらに優遇される。 企業年金も充実しており、 社内施策どおりの準備をしておけば、 退職の頃には十分な老後資金が準備できていると思われる」(管理関連職/30代前半/年収700万円/2012年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は、ソニーだった(総合評価3.78)だった。 「開発からサポートまで一貫して事業を展開している点はメーカーならではの醍醐味。 加えて、 世界各国に商流を張り巡らせてので、 担当製品がエンドユーザーの目に触れる環境が一定レベルで担保された状態で競合と勝負できることは大きな優位点だと感じます。 通常、 マーケティングの業務は他社では機能が細分化されているケースが多いものの、 ソニーの場合は商品戦略、 販売戦略はもちろんのこと、 宣伝、 サービスに至るまで多くの判断に携わることができます」(マーケティング/30代前半男性/年収850万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位は、荏原製作所だった(総合評価3.73)。「査定制度は、 毎年度初期に社員が個々に設定した登録目標(定量・定性)に対して、 年度末に結果を評価。 直属の上長と一緒にレビューしながら実施。 業績(定量)と発揮能力(定性)に分けて評価され、 業績=賞与、 発揮能力=昇格、 にそれぞれ反映されるリーズナブルな制度」(海外営業/40代前半男性/年収1300万円/2015年度)といったクチコミが寄せられている。