デルとEMCジャパンは5日、「Dell EMC PowerEdge」サーバの新製品(計5モデル)を発売した。価格はエントリーモデルの「PowerEdge T140」が25万3,400円(税別)から。

  • (左)PowerEdge T140 / (右)PowerEdge T340

    (左)PowerEdge T140 / (右)PowerEdge T340

今回発売されたのは、Intel XeonプロセッサーEファミリー搭載のシングルソケットタワー型サーバ「PowerEdge T140」と 「PowerEdge T340」、同ラック型サーバの「PowerEdge R240」と「PowerEdge R340」、ならびに大容量ストレージに特化した2ソケット2Uラック型サーバ「PowerEdge R740xd2」の計5機種。

いずれのモデルも第14世代「PowerEdge」サーバの特長である管理プロセッサー「iDRAC9」を標準搭載し、「OpenManage」ポートフォリオによる管理の自動化と強化されたセキュリティ機能が提供される。特に「Dell EMC OpenManage Mobile」によるスマートフォン経由のシステム監視・管理 は、専任のIT管理者がいない中堅中小規模環境の生産性を向上させるという。

  • (上)PowerEdge R240 / (下)PowerEdge R340

    (上)PowerEdge R240 / (下)PowerEdge R340

各モデルの特徴として、「PowerEdge T140」は導入と設置が簡単なエントリーレベルの1ソケットミニタワー型サーバ。「PowerEdge T340」 は信頼性が高く管理が容易でスケーラブルな1ソケットタワー型サーバ。「PowerEdge R240」はエントリークラスでありながら充実した機能を低価格で実現した1Uラック型サーバ。「PowerEdge R340」は信頼性が高く管理が容易で、スケーラブルな1ソケット1Uラック型サーバ。

  • PowerEdge R740xd2

    PowerEdge R740xd2

そして「PowerEdge R740xd2」は、大規模な内部ストレージとコスト効率の高いドライブ容量の搭載により、ストリーミングなどのワークロードに最適なモデル。ストレージは、2Uラック型の筐体に最大364TB(最大26台の3.5インチドライブ)まで搭載できる。

自動化されたシステム管理と前面から交換可能なストレージによってデータセンターの管理を簡素化。かつハードウェアレベルおよびBIOSレベルで考慮されたセキュリティ機能がさまざまな脅威からサーバを保護する。