グローバルウェイは12月3日、「営業職の年収が高い企業ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 対象期間中に「キャリコネ」に職種「営業」のユーザーから給与明細投稿が10件以上ある企業を対象にしたもの。
法人営業、 代理店営業、 海外営業、 ルートセールス、 コンサルティング営業、 企画営業など、 さまざまな種類・呼び名の営業職が存在するが、同ランキングには製薬会社のMR(メディカル・レプリゼンタティブ)も含まれている。
第1位は、フランス・パリを本拠地とする製薬・バイオテクノロジー企業の日本法人のサノフィ―だった(平均年収1070万円)。賞与は年3回とのこと。「管理職に昇格することで年収は900~1000万円まで上がる。 これも外資系上位の平均値のようである」(代理店営業/40代後半男性/年収1200万円/2013年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は、研究開発型の製薬企業のファイザーだった(平均年収885万円)だった。 2019年度入社の新卒初任給は大卒で23万円となっている。「給与体系が業界大手の平均であるため、 総じて収入は高いと思います。 また、 好業績の人は特にその傾向が見られます」(MR/30代後半男性/年収900万円/2014年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位は、自動車関連事業やアフリカ事業に注力するトヨタグループの総合商社の豊田通商だった(平均年収802万円)。「査定制度は、 毎年度初期に社員が個々に設定した登録目標(定量・定性)に対して、 年度末に結果を評価。 直属の上長と一緒にレビューしながら実施。 業績(定量)と発揮能力(定性)に分けて評価され、 業績=賞与、 発揮能力=昇格、 にそれぞれ反映されるリーズナブルな制度」(海外営業/40代前半男性/年収1300万円/2015年度)といったクチコミが寄せられている。