Amazon Web Servicesは11月29日(米国時間)、「New for AWS Lambda – Use Any Programming Language and Share Common Components|AWS News Blog」において、サーバーレスコンピューティングサービス「AWS Lambda」に「Lambda Runtime API」と「Lambda Layers」を追加したと発表した

。Lambda Runtime APIを使うことによって現在サポートされている以外のプログラミング言語に対応することが可能になり、Lambda Layersの利用によってコードの共有および管理がこれまでよりも簡単になる。

Lambda Runtime APIを使って利用できるようになったプログラミング言語は、発表時点では次の2つ。

  • C++
  • Rust

AWSは現在パートナーと作業を進めており、今後次のプログラミング言語に対してもランタイムの提供を実施する予定と説明している。

  • Erlang
  • Elixir
  • Cobol
  • N|Solid
  • PHP

Lambda LayersはLambdaにおいて独自のライブラリを利用できるようにするような仕組み。これまで利用するコードはすべて同梱する必要があったが、Lambda Layersを利用すると別のコードとしてデプロイすることが可能になる。デプロイしたレイヤはそれ単体でアップデートすることなどが可能。

  • レイヤを使用する例 - 資料: Amazon Web Services提供

    レイヤを使用する例

AWS Lambdaはサーバレスコンピューティングを可能にするサービスで、このサービスを利用することで自前のサーバを運用することなくクラウドを利用したコンピューティングが可能になる。